建売住宅を購入する場合のメリット・デメリット

建売住宅を購入するメリットとしては、既に建っているので手に入れるまでの期間が短くて済みます。また、実物をいくつも見て比較することもできます。さらに、追加工事や見積もり違いなどの予定外の出費がない、というのも大きなメリットと言えます。

デメリットとしては、好みにあった家がすぐにみつかるとは限らないことと、施工過程をチェックできないため、欠陥があったとしても見つけにくいことが挙げられます。

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建売住宅を購入する場合の注意点

建売住宅の場合、その物件が違法建築でないかチェックしましょう。行政庁等の許可を得ているかどうか確認します。市区町村役場にある建築計画概要書で、建築確認を受けているか?その確認通りに建築がなされ検査済証が発行されているか?をチェックします。

建ぺい率、容積率をチェックしましょう。

建ぺい率、容積率いっぱいに建てられた建売住宅だと、後で家族が増えたときなどに増改築ができません。増改築の予定がある場合は特に、建ぺい率、容積率に余裕があるか調べておく必要があります。

不動産業者に確認しましょう。

以下が不動産業者に確認する事項です。

  1. 重要事項説明書
  2. 売買契約書
  3. 住宅金融公庫

1.重要事項説明書
登記簿に記載された事項は、登記簿謄本を取得して確認しましょう。手付金と違約金の取り決めについては特に重要です。

2.売買契約書
内容を十分確認しましょう。建売住宅の場合は、入居後数年経ってから欠陥がみつかる場合もありますので、瑕疵担保責任が何年になっているかは特に重要です。売主が不動産業者の場合、瑕疵担保責任は物件引渡しから最低2年間と定めることができます。

3.住宅金融公庫
住宅金融公庫が利用できる物件は、建物の基礎など住宅金融公庫の基準に合っているということなので信用できます。広告に「住宅金融公庫利用可」などと記載されています。

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