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田舎暮らしの物件を探すコツ

田舎暮らしの物件を探す場合は、自分の足で探すこと。これは誰でもわかっていることですが、不動産は実際に現地を見に行かなくてはダメ。労力もエネルギーも要りますが、気に入った土地が見つかるまでこまめに探しましょう。敷地探しを楽しみにしてしまえば、そう苦になりません。旅行気分で色々な場所を見に行くのも楽しいものです。
というわけで、田舎暮らしの物件を、見に行ったときの注意点を何点か挙げておきます。

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田舎暮らしの物件を見るときの注意点

◆1.交通アクセスとライフライン

交通アクセスは田舎暮らしの物件であろうと重要。あまりに不便な所だと利用しなくなってしまうからです。これでは何のために田舎で物件を買ったのかわからなくなってしまう。
また、電気、ガス、水道がどうなっているか、契約前に必ず確認しておくこと。病院や買い物ができる施設までの距離なども重要。都会のように歩いて2分の場所にコンビニなどはありません。

◆2.広さ

田舎暮らしの物件の場合、土地の広さは重要。最低300坪は欲しいところ。都会では100坪もあれば贅沢な広さですが、田舎では最低このくらいないと、隣地に建物が建った場合かなりストレスになることもある。せっかく田舎で静かに暮らしたいと思っていたのに、隣地に家ができて、 しかもその隣人が人を沢山呼んで頻繁にバーベキューパーティなどされたらたまったものではありません。このためにも敷地は広いに越したことはありません。

◆3.建物が建築可能な土地かどうか。

せっかく手に入れた土地も建物が建てられない場所では意味がない。田舎の土地では市街化区域からはずれていても、色々な建築条件のある場合がある。事前調査は必ずしておきましょう。
不動産業者が仲介に入っているなら必ず重要事項説明があるので、その時に確認ができる。重要事項説明は宅地建物取引業法で説明が義務付けられているので、重要事項説明をしないような業者は要注意。1.のライフラインの説明もこの時必ず説明しなければならないことになっています。

◆4.不動産業者を選ぶ時の注意

これについては重要なので、別のページにまとめています。
※)参考:不動産業者を選ぶ時の注意

◆5.敷地の地盤

これは厳密には地盤調査でもしないとわかりませんが、地元の人や先住の人に聞いてみるのも良い方法。昔から敷地の近くに水が流れている所は良くないとか言いますが、あまり信憑性もないようです。因みに私の田舎の家は「糸魚川〜静岡構造線」という有名な活断層の真上にあり、いつ大地震がおきても不思議ではない所ですが、私はあまり気にしてはいません。

◆6.敷地の日当たり

日当たりは重要。一日中山の陰などというのでは、せっかくの田
舎暮らしも台無し。よく調べましょう。

◆7.四季の気候条件など

特に寒冷地では1年を通しての降水量や雪の量、冬の最低気温などは必ず調べておく必要があります。建物の水まわりを作る時に凍結防止ヒーターなどのレベルにいろいろ違いがあるからです。この辺は地元の業者に頼めば大体わかっているので問題ないが、都会の業者に依頼する時には特に要注意です。

◆8.冬の除雪

これも寒冷地の場合の注意点ですが、雪が降った場合どこまで除雪が入るかということ。私のところは定住者の住んでいる所の前の道路は市が除雪をしてくれますが、私の所は定住ではないので除雪はしてもらえません。なので、冬は少し手前の道路に車を置いて30メートルほど歩くことになります。

以上が田舎の土地を探す上での主な注意点です。参考にしてください。

(文責:山木 健)

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