新築一戸建ての補修工事と、その顛末
引渡しから、4ヶ月目。
引渡し当初は、何ともなかった2階のドアが、ジワジワ、おかしくなってきています。何がおかしいのかというと、ドアが閉まらなくなってきているんです。
でも、これは大工さんの腕次第で、よくあることだそうです。
大工さんも機械じゃないので、すべて綺麗な長方形のドア枠になるわけではないですしね。
しかも、木は湿気を吸ったり、吐いたりしているので、建てた時より、時間が経てば、歪みもでてくるそうですしね。
通常は、ちょちょいと、金具をいじれば終わりですが、我が家の場合は、少し違いました。
2階のドア、両方が閉まらなくなってきているんです。以下の写真でいうと、手前のドアと、奥のドアの両方が閉まらなくなっているんです。
もし、単なるドアの枠のミスだとすれば、近くにある2枚のドアがおかしくなるのは、偶然にしては出来すぎですからね。
しかも、よく見てみると、左方向に力がかかっているような跡があるんですよね(下図)。ドアの左上と、壁の境目が、押しつぶされているようにみえます。
そして、心配になって、天井裏に上ってみれば、柱の1本に横一本の亀裂が……
乾燥すれば、どんな木材でも亀裂が走るそうなので、柱に亀裂が走ること自体には問題がない場合が多いそうですが、偶然にも、このドアの真上にある柱なんですよね……
今までずっと書いてきましたが、丁寧に作業されていたので、手抜き工事とは思えませんし、構造的に問題があるのかもしれません。
とにかく、大工さんに来てもらって、原因を調査してもらうことになりました。場合によっては、クロスをはがして、2、3日、工事になるかもしれないとのこと。
もちろん、保証の対象なので無料らしいですけど。まあ、修理してくれて、直ればそれでOKですが。
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その顛末……
家が建った後は、ケアが悪いという建築業者が多い中、ここの工務店さんは、かなり誠実に対応してくれます。今回も、連絡から、数日で、大工さんに来てもらいました。
そして、大工さんに見てもらったところ、柱のヒビは問題がないそうです。
また、問題のドアですが、ドアの枠の寸法を測ったところ、ドアの枠には問題がなくて、ドアつけ方が悪かっただけのようでした。時間にすると5分くらいで、すぐに直してくれました。
大規模な補修工事だと、クロスをはがして、3日くらいの工事になると聞いていたので、もし問題があったら、非常に困った事態になった為、すぐに直せて、ほっとしました。
ただ、時間と共に、ドアの調子が悪くなった原因は、不明のままです。
もし、構造的に問題があれば、再度、ドアが開かないなどの不具合がでてくるので、様子を見ることにしました。多分、取り越し苦労だと思いますが。