固定資産税評価額とは?
固定資産税評価額とは固定資産課税台帳に記載された土地・家屋の評価額のことで固定資産税を計算する基になる価格です。
また、都市計画税、不動産取得税、登録免許税、相続税の計算の基準にもなっています。
この固定資産税評価額は、毎年度の初めに市町村から送付されてくる固定資産税の「納税通知書」に添付されている「課税資産明細」に記載されている。
毎年の一定期間内において所有者等は、固定資産課税台帳を市町村の窓口で縦覧して、固定資産税評価額を確認することができます。
なお土地・家屋の固定資産税評価額については3年に1度「評価替え」が実施されており、この評価替えの年度を「基準年度」と言います。現在は公示地価の7割の水準が目安となります。
固定資産税評価額は、原則として基準年度の評価額が次年度および次々年度にそのまま引き継がれます。
ただし分筆、合筆、地目変更により土地の区画・形質が変化した場合や、著しい地価の下落があった場合は、基準年度以外の年度であっても、土地の固定資産税評価額は変更されます。
なお、実際の固定資産税の税額計算では評価額に一定の操作をした課税標準額が使われています。