基礎の選択〜田舎に家を建てる!(体験談)
これがなんと言っても一番の要。傾斜地なので特に基礎はしっかりと作らなくてはならない。基礎の種類としては次のようなものがあります。
・ベタ基礎
建物の床全面をコンクリートで作ってしまうもの。フラットな土地であれば、簡単だが、傾斜地に造るとなるとかなりの費用がかかってしまう。
・布基礎
建物の外周だけコンクリートの壁で基礎打ちをするもの。普通によくある基礎。これも傾斜地だと鉄骨と併用しなくてはならないので予算がオーバー。
・鉄骨基礎
で、考えたのが鉄骨基礎です。どのようなものかは写真を見てもらえば一目瞭然ですが、建物の支点となる要所々々にコンクリートの基礎を埋め、その上に鉄骨を固定してその上に建物を固定するというもの。
この方法だと上手く作れば、基礎としての強度も出るし、コスト面でも抑えることができるとのこと。
傾斜地に建物を建てる場合かなり多い工法であるとのこと。
大工さんと一緒に他の建物を見に行きましたが、傾斜地の多い当別荘地の中の建物もこの基礎で建っている建物が結構あることがわかりました。
参考までに、基礎の写真。
この上に建物が建ちあがります。各鉄骨の間には対角線上にブレースという補強用の鉄筋を付け強度を増しています。
このようにコンクリートの基礎杭の上に鉄骨を乗せ、ボルトでしっかり固定します。
(文責:山木 健)