別荘(寒冷地)に着いてから、何をするのか?
別荘(山荘)に到着すると、何をすべきなのでしょうか。
@水抜きのため開けてあった家の中の水道の蛇口をすべて閉める。
Aこの間にストーブを点けパワー全開にして部屋を暖める。
B外の不凍栓を開ける。この時に家の中の水道の蛇口が開いていたり、浴室の水抜き栓を閉め忘れたりすると大変なことになる。一度浴室の水抜き栓のパッキンが劣化していて水が噴出したことがありますが、この時は洗面所に飛散した水があっという間に凍ってスケートリンクのようになりました。これを融かすのがまた大変。部屋が暖まるまでは何をしても融けません。
C外の水抜き栓を閉め、プロパンガスのボンベのバルブを開ける。D凍結防止ヒーターのコンセントをすべて差込口に差し込む。
我が家のは旧式でコストを抑えたタイプなので、全部でコンセントが7つもある。しかもこれは戸外にあるので防水のため、全部逆さに差込口があり、しかも落下防止用にひとひねりする必要がある。特に冷え込む夜は大変です。何でこんなことやってるんだろう?と自問することもありますが、作業が終わり、見上げた空は満天の星。
都会では絶対に見ることのできない星空。ああ、来て良かったなと思う瞬間です。
風呂を沸かし(我が家ではよほどのことがなければ必ず風呂に入る)寝具のセットもして、風呂から出るともう1時近い。すぐには寝ないで一番楽しい週末の夜を少しだけ夜更かしする。夜中の飲食は身体に悪いけど、買ってきた食糧を酒肴に軽く一杯。音楽を聴きながら、語らいながら、一番くつろげる夜です。このためだけでも来た価値があるような気がします。
外は何の物音もしません。
熟睡できる環境というは本当にありがたいものです。
(文責:山木 健)