新築一戸建ての不具合の原因!?
引渡しから、4ヶ月目でドアが閉まらなくなりました(参照:新築一戸建ての補修工事とその顛末)。ただ、ある日、いきなりしまらなくなったわけではなくて、ジワジワ、閉まらなくなってきたんですよね。
大工さんも、その原因は、わからなかったのですが……
しかし、数々のクレーム事件を解決してきた私の鋭い分析(笑)で、「ある仮説」が立ちました。
■手掛かり1:両方のドアが閉まらなくなってきました。
同じ場所の2つのドアだけが閉まらなくなってきました。
これが手掛かり1です。
■手掛かり2:ドアの上の隅っこが、大きな力で押しつぶされているように見えます。
ドアの上の隅っこの部分(天井と壁の境目)が、押しつぶされたようになっていました。
■手掛かり3:ドアの付近の手すり(木材)の一部が、ポロっと取れました。
上記の図でいうと、矢印の部分に階段があるのですが、その部分の手すり(木材)の一部が、ある日、いきなり、ポロっと取れました。
……この3点で「ある仮説」がたったので、実際に、調べてみました。
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ある仮説
仮説とは、ドアと、ドアに挟まれた部分の「湿度」が高いのでは!?というものです。
その部分だけの湿度が高くなるので、ドアの枠も歪むし、ドアの上の端っこの部分も、大きな力でつぶされたようになってしまいますし、手すりも木材なので、ポロっといっちゃったのでは!?というものです。
我が家には、幸い、3つ湿度計が付いた時計があります。それを使って、実際に、湿度を調べてみました。
すると……
1階:50~55%
2階の大きい方の部屋:40~55%
問題の場所:60~65%
明らかに、問題の場所の湿度だけが高かったのです!
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問題の場所には、小さな換気扇が付いていますが、ちょうど階段を登った場所なので、1階の湿度が貯まりやすいのでしょうね。
冬場でも10%くらい高いので、夏場は90%とかあったのでしょう。なので、湿度で、木材が傷んだということではないでしょうか。
あくまで「仮説」ですが、暇のある時、湿度がどこが高いのかを、もう一度、確かめる必要がありそうです。湿度が高いと、木材が傷むのは、もちろん、カビも発生しやすくなります。
湿度は目に見えないので、気が付きにくいですしね。